大学院映像研究科は、2005年(平成17年)に映像研究の拠点として設立された、修士課程および博士後期課程を有する研究科です。修士課程は「映画専攻」「メデ ィア映像専攻」「アニメーション専攻」「ゲーム?インタラクティブアート専攻」と4つの専攻があり、博士後期課程は「映像メディア学」として広い見地から理論と実践に基づく研究を行っています。
映像研究科は映像表現やその在り方を、実制作を通じて革新し続けることを目指しています。例えば映画制作のワークフローのデジタル化。撮影、編集、サウンドデザイン、そして配給までもがデジタルシネマ方式で行われる時に、これまでの映画制作のワークフローや制作者に求められる専門性はどう変わるのか。一方、世界中にファンのいる日本のアニメーション。これまで産業界で培われてきたアニメーションの制作技術や表現を、学問の場で次世代の教育に生かすにはどうしたらいいのか。更には、高度に進化するメディア技術や映像の叡智を、医療などの異なる分野や、地域間のコミュニケーションに使うとどうなるのか。そしてゲームなど映像表現の新しい分野をどう開拓していくか。映像研究科では、このような課題についての研究が実践的に行われており、その活動は国際的にも高く評価されています。
インターネットの発達で、本質的にグローバルである映像の特性はますます強まっています。その中で映像研究科の教育プログラムでは、海外の大学との連携による実践的な共同制作を行っています。また国際コンクール等へ積極的に参加し、多くの入賞を果たしています。その他、交換留学や海外からの講師招聘などグローバルな映像制作者を育てるための教育が積極的に実践され、成果を生んでいます。
映像表現はメディア技術の発展とともに、今まさにダイナミックに変化しています。デジタル化の潮流の中で映像を取り巻く環境は急激に変化しており、制作ワークフローに大きな変革をもたらすとともに、映像の在り方にも新しい展開が生じています。 19世紀末に生まれた映像が、既に20世紀には「映像の時代」とまで言われ、そして現在の21世紀にはどのように進化していくのか……。我々はまさにダイナミックな潮流の中に身を置いています。大学院映像研究科のメンバーには、世界の中の「映像拠点」にいるものとして、そのパイロット的な役割を果たしていくことが期待されています。
大学院映像研究科長
桐山孝司
| 設置年 | 2005(平成17)年 映画専攻 2006(平成18) 年 メディア映像専攻 2007(平成19)年 博士後期課程 2008(平成20)年 アニメーション専攻 2026(令和8) 年 ゲーム?インタラクティブアート専攻 |
| キャンパス | 横浜市中区本町4-44(旧富士銀行建物)を中心とした場所において、横浜市との連携協力のもとに展開する。 最寄り駅 横浜高速鉄道みなとみらい線「馬車道駅」 ※ゲーム?インタラクティブアート専攻は上野キャンパスにおいて展開する。 |
| 取得学位名称 | 修士課程:修士(映像) 博士後期課程:博士(映像)または博士(学術) |